杜の木漏れ日

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Desperado ♪

「心に残る一冊」というカテゴリーを付けたものの、あまり本を読まないのでなかなか記事が増えない。
でも音楽は聴くから曲ならあるか。
ということで、このカテゴリーを「心に残る一冊(一曲)」とあらためることにした。
また変わるかもしれないが、とりあえず一曲ご紹介。


中学生の頃、「イエスタデイ・ワンスモア」のレコードが欲しくて、カーペンターズのベスト盤を買いに行った。
この時聴いた中で、イエスタデイ・ワンスモアとともに印象に残ったのが、表題の「デスぺラード"」という曲だった。
英語なので、もちろん歌詞の意味もわからなかったが、なんとなく、思春期の心に響いてくるメロディだった。

最近知ったことだが、「デスぺラード」には「ならず者」という意味があるそうだ。
メロディの印象から、勝手に繊細な愛のバラードだと思っていたが、随分とワイルドなタイトルで驚いた。

また、ずっとカーペンターズの曲だと思っていたら、実はこの歌はイーグルスの名曲なんだそうだ。
恥ずかしながら、洋楽にはそれほど詳しくなく、イーグルスといえば「ホテルカリフォルニア」ぐらいしか知らなかった。

調べてみたら、この曲は世界中でカバーされていた。
日本では平井堅やコブクロ、スーパーフライなどもカバーしているが、ジャズ歌手のエミ・フジタの歌い方が、カーペンターズに近くて気に入った。
リンダ・ロンシュタットもいい。

いろんな歌手がいろんな歌い方で歌っているが、一番胸に迫ってきたのは、キャリー・アンダーウッドという歌手が歌うデスぺラード。
グラミー賞の会場でイーグルスのメンバーを前に歌ったという動画が公開されているが、抜群の歌唱力で歌い上げる高音のサビの部分などは、聴いてて鳥肌が立った。
今もって歌詞の意味は知らないが、ドンドン胸に響いてきた。
うまく言えないが、いい歌をいい歌手が歌うとすごくいい。

この曲は男の歌だが、男女を問わず世界中で歌われている。
70年代の歌だが、今でも歌われている。
いい歌は、世代や性別、国境を越え、ずっと歌い継がれていくようだ。

いい歌はいい。
いい歌をいい歌手が歌うともっといい。
いい歌をいい歌手が歌い、それが聴き手の好みにハマると素晴らしくいい。
庭と庭の作り手、そこに住まう人もまた、きっとそうに違いない。

デスぺラードには「無法者」という意味もある。
自然には自然の法(理)があるが、庭には、こうでなければならないという法は無い。
素晴らしくいい関係の中、いい意味で、無法な庭をつくっていけたら素晴らしい。

最後はやはり、庭の話になってしまった。

K
写真は、先日購入したカーペンターズのベスト盤

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