一手間

土地の自然素材を使った庭づくりをしたいと思っているけれど、予算的、あるいはデザイン的なことで、県外産の素材を使うこともある。
特に、角形の平板などは国内産が高価なことから、このあたりで流通している石材のほとんどは中国製。
それでもやはり、既製品をそのまま使うことには抵抗があり、なんとか、この庭にしかない形を残したいと思う。

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そんなわけで、この敷石。
公共スペースである隣の園路から続く方形の石に合わせ、その石が庭に続いているようにすることで内外の景観に繋がりを持たせたいと、同じ大きさの石を敷くことにした。
しかし、同じ石質の石でこのサイズの平板は無く、作ってもらうとかなり高価なものになってしまう。
材料屋さんに聞いたところ、ミカゲ石でも、このサイズのものは流通していないとのこと。

そこで、材料屋さんで手に入る物を半分に切ることにした。
ということで、加工も敷き方のレイアウトも、若衆に任せることに。

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変化点となる部分の石が、こんな感じになりました。
一手間どころか二手間ぐらいは掛かったんだけど(笑)、これで、ここにしかない敷石になった。

お金は使えば無くなるけれど、仕事はそこにずっと残っていきます。
これからも、残すに耐える仕事をしていきましょう。


4 Comments

紅の葉  

鈴ちゃん、一番必要なのはこの仕事が好きだという気持ちです。それが元にあれば、すべてのことが付いてくるような気がします。何事も、好きこそものの上手なれ、ですね(^_^)。

2012/10/21 (Sun) 18:20 | EDIT | REPLY |   

紅の葉  

脇本さんへ

古峰神社には、日本の庭園界の巨匠、故岩城宣太郎さんが作られた茶庭があります。専門誌などでも紹介されてますが、杉木立の中を行く曲線の延段が印象的です。ぜひ行ってみてください。建築資料研究社発行の庭園専門誌「庭」でも取り上げられ、表紙を飾ったこともあったように思います。話していたら、見に行きたくなりました(笑)。

2012/10/21 (Sun) 18:15 | EDIT | REPLY |   

鈴ちゃん  

庭を作るのは大変ですね。

力仕事もだし、石、土、植物、樹木と、幅広い知識とか感性とか必要なんですね。

2012/10/21 (Sun) 11:41 | EDIT | REPLY |   

脇本  

お返事ありがとうございます。

栃木にいらっしゃったんですね!
そうですね、栃木は大谷石・みかも石・鹿沼土など県外から訪れる方も沢山いらっしゃいます。

古峯神社ですか!行った事ありませんが紅葉さんがおっしゃるなら是非行きます!!

私も今は見習いの身で何もわかりませんから、目の前の仕事に全力を注ぎますが、いつか是非、紅葉さんにもご教授頂きたいです!!

この園路の発想も素晴らしいと思います。
庭は無限大ですね!

2012/10/20 (Sat) 19:30 | REPLY |   

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