杜の木漏れ日

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延段完成

作庭中の現場、雨天続きでしたが、昨日ようやく延段が完成しました。

m-mae.jpg

施工前。
土留めの枕木を境に、手前の砕石部分が駐車場。奥が庭となるところです。

m11103.jpg

施工後。
敷地に対して平行だった枕木を斜めに振ることで、庭に動きを出し、広く見せます。
園路は、この斜めの枕木の手前から初めて、境に園路を組み込ませることで、庭と駐車場を繋いでいきました。
手前の幅を広く、奥を狭くすることで、実際よりも距離が長く感じられるようにしています。

さて、明日からはいよいよ植栽です。
天気予報は明日だけが晴れ。
この機を逃さず木を植えます^^。

Comments 4

紅の葉  

脇本さんへ

脇本さん、こんばんは。
コメントをいただくととても励みになります^^。

歩くことが目的の道に美を感じさせる。歩くという実用と庭の一部としての美しさ。用と美、渡りと景のバランスは難しいですが、そんなところが庭師の腕の見せ所であり真骨頂ではないかと感じています。

>木を見て森を見ず
そうですね。手入もそうですが、一本の木(部分)を仕上げることに一生懸命になると全体のバランスを欠くということにもなり、常に全体を意識すること、部分と部分が違和感無く繋がることが大切かなと思います。目の前のことに一生懸命になることや早く仕事をすることは大切ですが、ちょっと離れて見る余裕を持つことも大事です。仕事で使う時間の一分一秒はお施主さんの大切なお金ですが、見ることは無駄な時間ではなく、いい庭をつくるために必要な仕事なので、うちの若いスタッフにも納得いくまで何度も見るよう勧めています^^。

本のお買い上げ、誠にありがとうございました^^。
剪定は、同じ木でも、植木屋により気候により場所により違います。暖かい東京と雪国の秋田では時期ややり方が違い、狭い敷地の多い東京と広い庭の多い田舎ではまた違います。剪定により、何年経っても自然な姿のままで同じ大きさを維持するのも植木屋の技術なら、剪定しなくてもいいように、木が伸びたいように伸びれる場所に植えてあげるのもまた植木屋の技術です。木を庭に合わせていくのか、木に庭を合わせるのか、私はどちらかというと後者で、その木が活き活きと自分らしさを活かせる舞台(庭)づくりをしてあげたい、どうしたら木を剪定しなくてすむだろうか、そんなことを考えながら庭をつくっています。

酒蔵により酒質や味が違うことを「酒屋万流」というそうですが、植木屋もまた、「植木屋万流」でいいと思っています^^。

2012/11/12 (Mon) 20:54 | EDIT | REPLY |   

脇本  

大変な作業だったのが伝わってくるような美しい延段です。
『木を見て森を見ず』ではないですが、その景色であったり、雰囲気、様子などに馴染むというか違和感がないというか・・・とても難しいと日々頭を悩ませています^ ^;

勉強になります!

先日の本を私も購入しました!
読むのが楽しみです(笑)

2012/11/12 (Mon) 18:58 | EDIT | REPLY |   

紅の葉  

植吉さんへ

「所を得る」、いい言葉だなあと思いました。そんなふうに見えていたとしたら、とても嬉しいです。
立てた枕木はパーゴラです。既存のバラを這わせるためのものですが、角材だけだと硬く見えるかなと思い、柱を枕木てやってみました。初めてつくりましたが、洋の庭の造作もなかなか面白いですね。
今週もずっと雨、来週はとうとう雪のマークです。これが今年最後の作庭になるでしょう。。
植吉さんの庭、完成が楽しみですね(^_^)。

2012/11/12 (Mon) 10:09 | EDIT | REPLY |   

植吉  

ところを得る

石がきっちり所を得て心地よさそうです。後ろに立てた板石(枕木?)も効果的。私たちも4月から取りかかっていた庭がようやく完成に近づきました。もうひとふんばりです。

2012/11/12 (Mon) 08:10 | EDIT | REPLY |   

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