けやき公園の街路樹の枝切りについて、市県に見解をお尋ねしました(地元紙寄稿)

先週の地元紙に、けやき公園隣接の街路樹の枝切りを問題視する記事がありました。

DSCN2713_20130623064131.jpg

それについて、関係者に見解をお尋ねする質問を、今朝の地元紙に投稿、今朝の新聞に掲載されました。

DSCN2840.jpg

原文はこちらです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6月15日の本紙記事「街路樹のケヤキ枝切る」を読みました。
大型七夕の運行支障により、けやき公園脇の街路樹を大幅に切り詰めたとのことです。
ケヤキは扇状に枝を伸ばす独特の樹形が持ち味ですが、切り詰めによりそれが失われてしまいました。
日本の街路樹の歴史は150年、ケヤキ公園の街路樹は樹齢200年以上です。
国内でこのような大木が街路樹となっている所を他に知りません。
能代が国道を曲げてまで守った木たちは、日本一の街路樹なのです。
市が緑の基本計画を策定した年にこうしたことが起こり、大変驚いています。
計画の理念は「緑の価値に気付き、守り、活かす」。今回の枝切りはこの計画に即して行われたものなのかどうか、計画策定の審議会、ならびに市の見解をお知らせください。

次に、能代市は木の生理に配慮した自然樹形管理を方針とし、落葉高木の剪定は冬に(休眠期)行っています。
夏場の剪定は腐りが入りやすいことから、木が最も養分を蓄え抵抗力の高い冬に行うのです。
樹木は夏場の光合成で得た養分で翌年芽を出します。
この芽出しに最も大きなエネルギーを使うため、開葉直後は木が一番疲れ、抵抗力を無くしている時期です。
けやき公園の街路樹は上部に大きな枝枯れが目立ちますが、末端の枝枯れは木が衰弱していることの信号です。
衰弱状態にある木に、抵抗力が弱まっている時期に枝を切り葉を減らしたらどうなるか。木に腐りが入り、養分生成力が落ち、衰弱化が進むのではないでしょうか。
なぜ冬ではなくこの時期の枝切りなのかをお知らせください。
市にはこれまで腐りを防ぎ切口を早期再生させる剪定法(CODIT理論)の採用を提案し、先送りされています。それが実施されたのかどうかも併せてお知らせください。

また、許可を出された秋田県には、木の健康状態を把握された上での了承だったのかと、剪定仕様の指示などを出されていたら、内容をお知らせください。
 
能代市二ツ井町 福岡徹

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

緑に関する投稿は何度か行っていますが、今回のように行政に答えを求めるのは初めてのことです。
街路樹の枝切りは市議会開催中に起こったことですが、できれば私ではなく議会が取り上げていただきたい。
今回、話題にも上らなかったことをとても残念に思っています。

七夕関係の課、緑の課、街路樹の課、街づくりの課、市と県など、緑の管理には様々な部署が関わってきますが、枠を超えて協議されることは少ない。
行政が緑の方針をしっかりと示し、その方針の元に、関わる方々の連携協議が行われるのが理想です。
そして、それをチェックするのが議会の仕事。これが当たり前に機能すれば、能代の緑はもっと良くなるはずです。
今回のことを契機に、街の緑のあり方や連携の仕方を考える機運が生まれてくれたらと思います。
お答えをいただきましたら、またお知らせしたいと思います。


2 Comments

紅の葉  

しんぼうさんへ

しんぼうさん、枠組みは分かりやすく整理されてますが、現実は枠で括れるものではなく、全てが繋がっていますね。でも縦割りの中では、中から変わるのは難しい。繋がっていけるためのお手伝いをしていきたいです。

2013/06/23 (Sun) 22:57 | EDIT | REPLY |   

しんぼう  

この出来事も結局被害者は市民、県民、国民となります。全ては循環していることをみなさんわかっているのになぜ?と思ってしまいますね。

上の方々から納得のいく説明があることを期待します。

2013/06/23 (Sun) 12:06 | REPLY |   

Post a comment