山形の庭 手入れ

昨日まで、山形市の庭の点検と手入れに出かけていました。
今春作庭させていただいた庭ですが、既存の素材を多用したこともあり、随分と落ち着きが増してきたようです。

yamagata tukubai

木々の幹越しに見た蹲踞周辺。

yamagatatukubai2.jpg

今回は、夏の涼を楽しんでいただくために、青竹の筧を取り付けました。

yamagata kaei

筧の立ち上がりと支えには既存の土管を再利用しています。
山形には竹が自生することから、今度取り替える時は、切り出した竹を差し込むだけですみます。
あるものを利用し、その地の物を使えばお金をあまり掛けなくても庭になる。
露地は廃物利用の庭とかあまり物でつくる庭と言われていますが、実際は材料を厳選するために高価になりがちです。
でも、本当に余っている物、使わなくなった物でも庭はできる。
それが、本来の「見立て」ではないかと考えています。

yamagata koke

ご家族が、外露地の延段周りに苔を張られていました。
延段のアウトラインが浮き出て、足下の表情がさらに豊かになったようです。
梅雨らしい日が続いたせいか、下草の成長も良好、鮮やかな色合いを見せてくれています。

雨が降るということは草が生えるということ。
本当に庭の手入れをされているのは、たまに来る植木屋ではなく、この庭で暮らすご家族です。
いつも良い状態を保っていただいていることに感謝です。




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