「巨木の街路樹写真展」が地元紙で紹介されました
ご来場いただいただいた皆さまはじめ、取材や資料提供、会場設営にご協力いただきました方々に、心から感謝を申し上げます。

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8月13日付の北羽新報に、展示の紹介記事が掲載されておりました。
いい記事を書いていただき、本当にありがとうございます。
街路樹は、行政が主導して植える場合が多いことから、大きくなってさまざまな支障が出てくると、市民の苦情が起こります。
木を植えた意味や街路樹の役割を伝え続けていれば市民理解も広まりますが、それを行わない多くの自治体では、「役所が勝手に植えた木で迷惑している」という苦情が出てきます。
今回の展示で紹介した木々の多くは、市民の要望により、街路樹として残されたケースです。
思いがこもった木々は、自分の庭の木のように大切にされます。
この展示を通して言いたかったのは、街の木も庭の木も同じく、愛情を注いであげたいということでした。
最後に、こうして残された街路樹も、他の街路樹と同じく、過酷な環境に置かれていることには変わりありません。
残されたことで、逆に衰弱している木々もあるのです。
街路樹として残すことが、必ずしも木にとって幸せなこととは限らない。
木にも人にも優しく、緑と人が共生していくにはどうしたらいいのでしょう。
この展示が、そんなことを考える契機になってくれたら幸いです。
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