杜の木漏れ日

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チャーミングな街路樹(地元紙の投稿から)

北羽投稿欄記事チャーミングな街路樹」「11102013

先週の地元紙に、街路樹の落ち葉掃除に苦慮されている方の投稿がありました。
とても切実で、正直な市民の声です。
落ち葉に難儀されているにもかかわらず、街路樹を否定するのではなく、魅力的な街路樹にするための問題提起をされています。

街路樹の落ち葉掃除は沿道住民の方々の負担が大きく、空き家が増え高齢化が進む街なかでは本当に大変です。
以前、地元紙に街路樹の役割について書いたところ、市内の自治会長さんから「それはわかるけれど、住んでる人間は大変なんだ!」と、お叱りを受けたことがあります。
毎年、二ツ井から能代の落ち葉掃除に参加していることや、落ち葉掃除の啓蒙ポスターを自費で作成していることをお伝えするとわかってくださいましたが、実際の助けには何もなっておらず、とても心苦しく思っています。

この記事の冒頭には、能代の街路樹は大木化しており、伸びすぎて電線支障なども起こしていることが書かれています。
街路における木の大きさは、車歩道の幅や周囲の建築物など道路状況によって異なると思いますが、昨日、仕事の移動中に富町付近に寄ってみると、こうした狭い通りでは明らかに木が大きいと感じます。

富町プラタナス2

道路に下枝がかぶさり、民家にあたりそうなぐらい枝が伸びていて、こうした所では、冬期だけではなく夏期の支障剪定も必要です。

富町プラタナス

また、以前にも市に指摘したのですが、この通りのプラタナスは傾倒しているものが多く、見た目にも危険な感じを受けます。
この時は1本だけ樹高が下げられましたが、苦情を受けてその木だけをやるのではなく、樹木医などの専門家に診てもらうなどして全体調査を行い、しかるべき対策を講じるべきです。

街路樹には様々な問題がありますが、街路樹管理は市民からの苦情を受けて、担当課と業者だけでその場の対応をすることが多く、なかなか本質的な取り組みにはなりません。
東京都江戸川区では、「街路樹のあり方検討委員会」を発足し、区民や良識者、専門大学の教授などが集まる中、これからの街路樹をどうしていくかについて話し合い、それが元となって街路樹指針が作成されました。
最近では名古屋市などで、市民参加の街路樹大討論会が行われています。
能代もそろそろ、街路樹に的を絞った市民参加の検討会議が行われてもいい頃です。
本日、この記事を投稿された方とお会いし、みんなでこの問題を考えていくためにも、ブログへの記事の掲載をお願いしたいと申し出、快くご了承いただきました。
落ち葉のフォローと街並み景観を両立させるのは難しいですが、この記事が契機となり、まず、それを考える場をつくろうという雰囲気が出てくればと思います。
人にも木にも優しい、チャーミングな能代の街路樹のあり方を、一緒に考えてみませんか?

※全国の好例を教えていただけると助かります。

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