杜の木漏れ日

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街なかの緑を楽しむ ~能代風の松原プロジェクト講演会~

風プロ講演 (2)

昨夜は、能代風の松原プロジェクトさん主催の講演会に、講師としてお招きいただきました。
能代風の松原プロジェクトさんは、能代の名勝である風の松原の保全活動をされている市民グループですが、市民と共に広く緑のことを学ぼうと、外部講師を招いての学習会を開催されています。

講演依頼は、日ごろの活動が認められたことでもあるので、大変光栄です。
市民の方々に、直接、緑の大切さを伝えられる機会にもなるので、とてもありがたくお受けしました。

講演 庭

今回は、プロフィールと活動紹介を兼ねて、現在、「街路樹礼賛」という記事を連載中の庭園専門誌「庭」のコピーを資料として配布させていただきました。
カラーコピーで印刷いただき、有難い限りです。
講師紹介をしてくださった会長さんが、私の記事のすぐ前にある、東京農大名誉教授の進士五十八先生との思い出話を語られる場面もあり、とても印象的でした。
記事の二次使用をご快諾くださった庭誌編集長さんに、改めてお礼申し上げます。

講演 風景

ということで、今回の演題は「街なかの緑を楽しむ」。
今春、同じタイトルで開催した緑の景観写真展の内容に新たな情報を加え、全国の好例を「~を楽しむ」といったタイトルで紹介、なぜ素晴らしいのかを解説していきました。

講演スライド

今回は37点ほど紹介しましたが、最後に紹介したのが「落ち葉拾いを楽しむ」。
富山県南砺市で行われている「街路樹感謝祭 落ち葉拾い」を紹介しました。
全国には、落ち葉をゴミと捉えることなく、街路樹への感謝を込めて「祭り」として行っている所もあることをお知らせしました。
資料提供いただきました富山県の河合さん、ありがとうございました。

講演最後

講演の最後は、「街路樹礼賛その1」の中でも紹介している、この言葉で締めくくりました。
日本の植物学の父、牧野富太郎博士の言葉ですが、「街路樹葉っぱの詩」の作者で葉画家の群馬直美さんを個展会場に訪ねた時、郡馬さんがとても大切にされている言葉として展示されていたものです。
ふるさとの街路樹を救いたいと思って始めた活動ですが、この活動をしたおかげで、木のことを深く学び、より木と接し、人と緑の共生を真剣に考えることができました。
街路樹を救う活動の中で街路樹から人としての善の道を教えてもらい、植木屋として育てていただいたことに気づいたのです。
そんなことをお話しし、「緑の活動をする中で、人々の心に緑の種を蒔いていきましょう」ということで、締めの言葉としました。

ご清聴、誠にありがとうございました。

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