能代公園の大ケヤキ2 ~掴み植えのケヤキの森~

前回のブログで、能代公園の大ケヤキを紹介しました。
園内には低い位置から枝分かれするケヤキが多く、これを見て思い出したのが、数年前に見た福島県のケヤキのアガリコの森です。

ケヤキのアガリコ 

こちらがそのアガリコのケヤキの森です。

ケヤキのアガリコ看板
(クリックで拡大できます)

説明看板。

能代公園ケヤキ2 能代公園ケヤキ3 能代公園 ケヤキの巨樹

そして、能代公園のケヤキたちの姿。

いろいろ調べてみると、公園のケヤキは、昔の神社などで行われた、数本の若木をまとめて植える「掴(つか)み植え」という植栽法で行われたとの考察がありました。
参照 能代観光協会ブログ記事 「能代の古木・能代公園のケヤキ

公園下にある「五智の坂」にも大きなケヤキがあり、上記ブログの記事を読むと、この辺りは昔、お寺だったとのことです。

アガリコは、1本の木の太い幹を低い位置で切り、そこから出てきた枝が巨大化したものですが、能代公園のケヤキは、複数の若木を寄せ植えし、若木の成長と共に幹同士が癒着して1本の木になったもののようです。
能代では、昔から風よけのためにケヤキを植えてきましたが、丘陵地の北側に生えるこのケヤキ群も、北風を防ぐために植えられたものかもしれません。
そして、早くその役目を果たさせるために、複数の木を合体させて大きな木をつくろうとしたのではないでしょうか。

アガリコも昔の人の知恵ですが、能代公園の「つかみ植えのケヤキ」も先人の知恵です。
「つかみ植えのケヤキの森」とでもして、新たな能代の名勝にできないかと、そんなふうなことを考えました。

0 Comments

Post a comment