市民体育館前のケヤキ~大火で焼け残った木々3

この間は、日吉神社の帰りに市民体育館に寄りました。
この辺りは昔、寺町と呼ばれていたそうですが、やはり大火で焼失、多くのお寺が現在の地に移転したとのこと。
体育館周辺に大きな木が多いのは、お寺の名残りなのでしょう。

体育館ケヤキ

寄り添うように並んでいる、2本のケヤキがありました。

体育館けやき UP

近づいてみると、やはり幹が割れて、中が黒こげになっています。
この木もまた、大火で生き残った木のようです。

第一次大火の範囲はかなり広かったようですが、けやき公園の木は北側が焼けていて、日吉神社の木は東側、そしてこの木は南側が焼けています。
きっと、いろんな角度から火が回ってきたのでしょう。
当時の火災図を見ると、けやき公園の木はそこで火が止まっていますが、体育館周辺は延焼範囲の中に入っています。
この木は幹が途中から無くなっていますが、これまでに見た木の中で、最も損傷の度合いが激しい。
上部のほとんどが焼け落ちて、わずかに残った幹から枝を出し、再生してきたのでしょう。
本当に、木の生命力とは大したものです。
こうした木たちに、何か勲章を上げたいと思います。

公園イチョウ1

帰りがけ、市民体育館の隣にある公園で、こんなイチョウの木を見かけました。
こうしたブツ切りを見たのは、本当に久しぶりです。
能代市が街路樹のブツ切り改善を表明したのは2009年のことですが、それから5年経った今も、公園ではこうした管理がなされている。
街路樹を自然樹形に近づけようとする動きに逆行するようなこの木の姿を見て、とても驚いています。
苦情対処だとは思うけれど、今さらこのやり方は無い。
電線にも隣地越境にも対処しつつ、自然樹形に近い形で維持することはできるのです。
けやき公園や旧二小の大ケヤキも電線支障でブツ切りにされていますが、街路樹も公園も同じ緑。
庁内で意識を共有し、連携管理に努めていただきたいものです。


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