杜の木漏れ日

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庭の改修(飛石の打ち直し)

雪解けも進み、今週から庭の改修に入っています。

飛石1 施工前

施工前。
作庭後数十年経ち、飛石周りの樹木が歩行に障るようになってきました。
一度解体して、新たに打ち直します。

飛石 (6)

施工後。
庭の中央部を横断、座敷へと続いていた飛石を、リビング経由で座敷に向かわせます。

飛石 (3)

導入部を反対から見た所。
むくりのある石が、露頭岩のような味わいを醸し出します。

飛石 (5)

庭奥に隠れていた石を飛石周りに据え、伝いに曲がりを持たせます。
雨落ち部分には土中から出た砕石を集めて敷き、ヤブランを移植。
足元が締りました。

飛石 (2)

剥離した模様が、なんともいえない表情をしています。
もともとは飛石ですが、ひっくり返してみたら裏面の方が面白く、扱いを変えてみました。
ヤマツツジを移植してかぶせたら、枝影も庭の景色に。

飛石 (4)

庭のかたすみで見つけた枯れ木を苔で巻いて。

飛石

座敷前にある梅の古木。
根元に置かれた景石を洗ってみると、上部に、ちょうどよいくぼみがありました。
露地ではないので蹲踞にはしませんが、水鏡の雰囲気は楽しめます。
下草を移植すると、座敷前にも見所ができました。

ということで、改修完了。
既存庭の改修で大切にしていることは、庭を作った人の思いを尊重するということです。
それを、今の暮らしや庭の成長に合わせて、ちょっとだけ手を加える。
変わったのは足元だけなので、雰囲気は残せたように思います。

今後も、これまで通りに、庭を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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