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ふるさと

蚶満寺のタブ

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先日、松尾芭蕉が句を読んだことでも有名な、象潟(仁賀保市)の蚶満寺(かんまんじ)に行ってきました。
鳥海山がすぐ近くなので、石を買いに行く時にはいつもこのお寺の前を通るのですが、明るいうちに帰ったことがないせいか、実はまだ一度も入ったことがありません。
今回も他の用事で来たのですが、いつもの4t車ではないので、ちょっと寄ってみました。

IMGP2004.jpg

いきなりですが、お寺の裏手の景色です。
ここは船着場だったそうです。
でも、周りには池も川もありません。
よく見ると、田んぼの中に松が生えた小さな丘が点在していますが、ここは昔は海で、この丘は島なのだそうです。
象潟はその昔、宮城県の松島と並び称された美しい入り江だったそうですが、200年前、地盤の隆起によって陸になったとのこと。
このお寺もまた島で、松尾芭蕉は船でここに訪れたのだそうですが、島から見る鳥海山は、さぞかし絶景だったことでしょう。

IMGP2014.jpg

お寺の中には大きなタブの木があります。
秋田に自生する常緑広葉樹の中で高木になる木といえばヤブツバキぐらいしかないのですが、このタブは樹高20m以上はあるのではないでしょうか。
タブん、秋田県の常緑広葉樹の中で一番大きな木かもしれません。
木の下に入ると、なんだかこの木の気を感じるというか、ここだけ、違う空気が流れているようです。

IMGP2011.jpg

この根張り。

IMGP2006.jpg

あちこちに、実生のタブが生えています。
タブは周囲の山にも自生していました。
タブは県北部でも植栽可能ですが、うちの辺りの山には生えていません。
お寺にはタイサンボクやタラヨウも植えられていましたし、周囲の民家ではキョウチクトウなども見かけました。
象潟は秋田の最南端なので、かなり暖かいのでしょう。

お寺の一角には、ヤブツバキ、イタヤカエデ、カシワ、タブの林がありました。
お寺や神社の植栽を見るとその土地に適した木がわかると言われますが、この木たちは寒さや潮風に強い樹種ばかりで、沿岸部に植栽する時の参考になります。
お寺や神社はいろんなことを教えてくれますね。
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2 Comments

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しんぼうさん

紅の葉  

2008-11-07 06:19

珍獣の森、爆笑でした(笑)。
蚶満寺(かんまんじ)は昔、島だったことからも潮の「干満」とも関係があるという話もあるようです。
あまりノンビリお参りしていると波にさらわれてしまうので、お寺では迅速な行動が求められます。
緩慢な動きはタブーだったようですね(笑)。

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No title

しんぼう  

2008-11-06 19:51

お寺や神社は鎮守の森と呼ばれることが多いですよね
偶然こちらも今の現場がお寺ですが
私が行くようになってから、珍獣の森と呼ばれています・・・

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