杜の木漏れ日

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お庭拝見

自分が関わった庭はかわいいもので、今頃、あの庭であの花が咲いているのではないか、あの木は無事冬を越せただろうかと思うと、仕事でなくても見に行きたくなります。
昨日は、秋田市までの行き帰り、そうした庭をいくつか見てきました。

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作庭5年目の花壇の庭です。
もともとあった草花を植え直したものですが、ちょうど、花盛りの頃を迎えていました。
ご家族の、日ごろの愛情が伝わってくるような花景色です。

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庭の中には石のベンチがいくつかありますが、この庭は日当たりがいいことから、ご近所の方が、日向ぼっこで座りにくるそうです。
庭が、地域のコミュニティになっていることを感じ、とても嬉しくなりました。

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ちなみに、このベンチに人が入ると、こんな感じになります。
ゆっくり座れて、お茶を置くスペースもある。
秋田には、「がっこちゃっこ(漬物とお茶)」という言葉がありますが、がっこちゃっこをどこで楽しむかといえば、縁側です。
このベンチは、そんな、がっこちゃっこができる、「庭の縁側」なのでした。

庭点検 (2)

続いて、作庭6年目の庭。
落葉樹ばかりの庭ですが、こちらは、いっせいに芽吹きの頃を迎えていました。
4月にも一度伺っていますが、葉が出てくると、庭に降りる日や風の音が変わるので、五感で感じる楽しみが増えます。

庭点検

ハウチワカエデとアオダモ、ウメモドキの幹が、背景の板塀に映えます。
穏やかな日差しの中、デッキに腰かけてこの景色を見ていると、時の経つのを忘れて、ぼーっとしてしまいます。

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ご主人から、エビネが咲いたと聞いて、カエデの裏に。
エビネは、あまり日当たりに強くないので、大きな木陰のできるカエデの下に植えています。
今年も、ひっそりと咲いてくれているのを見て、また会えたことを喜びました。

それにしても、このカエデの幹の太くなったこと。
秋田の冬は厳しいですが、たくましく育ってくれているようです。

点検

こちらは、昨年、梅雨の頃に移植したモミジ。
年数が経った木を葉が出てから移植することになり、なるべく根を切らないように「追い掘り」で動かした木です。
モミジは通常、葉を取って移植しますが、葉を取ると、木は再び葉を出すことにエネルギーを消費します。
葉が無くなれば、木は養分をつくることができず、移植で衰弱した身体をなかなか回復することができません。
そうしたこともあり、できるだけ葉を残すようにして移植したのがこのモミジでした。
もう大丈夫でしょう。
元気な姿を見て、安心しました。

まだまだ、見に行きたい庭はたくさんあります。
時間の許す限り見て回りますので、その節は、どうぞよろしくお願いいたします。

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