坂本東嶽邸の庭(美郷町千畑)

坂本東嶽邸の庭です。

東嶽邸

東嶽邸5

東嶽邸庭園4

東嶽邸庭園2

東嶽邸6

東嶽邸庭園

東嶽邸庭園3

明治30年代から大正にかけて作られた庭。
大きな赤松やモミジが印象的です。

県南部は豪雪地帯。
どの木々も、長い年月をかけ、雪で鍛えられてきたことがわかる樹形をしています。

雪が多くても、自然木は雪囲いをする必要がありません。
樹木の特性を活かし、無理に手を入れてこなかったからこそ、このやさしい雰囲気が保たれています。
切らないことも手入れのうち。
大きくできる木は大きくし、木々の自然に任せる。
雪を受け入れて、雪に合わせた庭をつくると、管理の手も最小限ですみます。
松並木同様、東嶽翁は、そんなことも考えて、この庭をつくったのかもしれません。

庭は、京都から招いた庭師の手によるものだそうです。
自然な雰囲気を醸し出す庭ですが、それほど京都色を感じさせない所が秀逸。
土地に自生する木を多用しているせいか、この庭の木々は、周囲の山々や赤松並木などと同化しています。
ふるさとをこよなく愛した東嶽翁の思いと、その思いを尊重した庭師の合作なのかもしれません。

私の感覚をくすぐってくれる、とてもいい庭でした。

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