杜の木漏れ日

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裏庭のマザー・テレサ~群馬直美さん 「木の葉と木の実の美術館」から~

ktei

読書の秋,ということで、先日ご紹介した、群馬直美さんの「木の葉と木の実の美術館」を読んでいます。
そこに、「裏庭のマザー・テレサ」のタイトルで出てくるのが、このドクダミ。
名前からして、毒のある草と思われがちなドクダミですが、実は薬草で、その名の由来は、「毒」を「矯める(直すの意)」という「ドクタメ」が訛ったものとか。

群馬さん曰く、
根から茎、葉っぱまで、全てを薬効のために捧げ尽くし、症状に合わせ、煮たり焼いたり火であぶられたり干されたり、もみくしゃにされてもみ汁にされたりと、ドクダミは、薬効に関する身の呈し方が半端じゃない。「献身」とはドクダミのためにつくられたような言葉で、その寛容さに思わず目頭が熱くなった、とのこと。

う~ん、ドクダミは好きな花だけど、こんなふうに思って見たことがなかった。
言われてみれば、ドクダミの白い花は、「十字」にも見えます。

裏庭のマザー・テレサは、身を捨てて人に尽くす「献身」の花。
日当たりの悪い、静かな裏庭が似合うドクダミですが、たまには日の目を浴びてほしい。
そんな思いで、明るい庭に生えたドクダミと併せてご紹介。

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