常緑樹の冬季剪定~クロマツの枝折れ防止剪定~

寒波到来、能代市でも昨日から、雪が積もりました。
吹雪の雪道は久しぶり、車も仕事も、安全が第一ですね。

さて現場では、雪囲いと並行して、常緑樹の剪定も行っています。
落葉樹は、夏は軽く冬は大きく剪定しますが、常緑樹はその逆。
本格的な冬を迎える前のこの時期は、雪囲いを行わない木などに、枝折れ防止の軽剪定を行います。

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クロマツの剪定です。
クロマツは防風林に使われるなど、風に強い木ですが、秋以降に枝を少なくすると葉焼けを起こします。
こちらは寒潮風の当たる所なので、全体を揃える程度の、軽めの剪定にしています。

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こちらは、枝張りのあるクロマツ。
半分剪定した時の写真ですが、これから、左側を剪定します。

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下から見た所ですが、枝の濃さの違いがわかるかと思います。

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剪定完了。
このぐらいの隙間があると、雪質の軽い雪なら、枝葉の間をすり抜けていきます。

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横から見てみます。
枝張りのある木は雪が乗りやすいため、重なった枝を多少枝抜きし、雪の重みで枝が下がれるようにしておくと、木が自分で雪を落とします。
そんな、手助けをしてあげるための剪定です。

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全体。
剪定量は、一輪車1台分程度でしょうか。
このぐらいの枝数にしておくと、雪吊りも必要ありません。

この木は毎年この時期に手を入れているため、寒い時期での剪定に慣れています。
数年手を入れていない混んだ松や、夏場に剪定している松などを冬場にこのぐらいの薄さにすると、葉焼けや木の衰弱を招く恐れがあるので、気を付けたいところです。

常緑樹、落葉樹、樹形、積雪量、寒風の度合い、これまでどんな管理がされてきたのか、など、そんなことを考えながら、その木や時期に合わせて、手を入れていきます。


参考記事
松の雪透かし
黒松の雪吊り
雪吊りと雪透かし

2 Comments

福岡  

山口さんへ

山口さん、こんにちは。
今年は少し、積もるのが早いですね。
早く降った分、春も早くなればいいのですが。
何かと忙しい年の瀬ですが、新年の乾杯の練習をするのが今の時期(笑)。
1年頑張ってくれた身体にご褒美を上げながら、乗り切っていきましょう!

2014/12/10 (Wed) 18:45 | EDIT | REPLY |   

山口です。  

能代は雪ですね。
埼玉は寒いですが雪は降っていません。
大暮れまでもう少し。
皆様くれぐれもお体お大事に!!

2014/12/08 (Mon) 22:46 | REPLY |   

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