水を受け流す工夫1(地下部の排水改良)

土壌調査を終え、今度は排水改良。
樹木の根に必要な酸素は雨とともに土中に入り、地下水の流れに乗って移動します。
地下の水が動けなくなると酸欠起こし、根腐れの元になりますが、そうした状態は土や水も腐らせる。
水も、土の中で腐りたいわけではないと思うので、地下の水を動かし、水の逃げ道をつくってあげます。

縦02

暗渠は縦横につくりますが、一度に溝を掘ると、水ではなく重機の逃げ場が無くなる。
まずは、縦の暗渠から。

tate.jpg

図の赤いラインが、縦方向の暗渠になります。

縦0

朝から溝を掘り、夕方になると、すでに水が集まってきました。

縦1-1

砕石を敷き詰めて、有孔管を埋設。

縦1-1.5

有孔管は土中の水を拾い、先に送る働きをしてくれます。
そのまま土に埋めると目詰まりを起こすので、サンドマットで巻きました。
名のごとく、細かい砂も通さず、水だけを通します。

縦1-2

水の浸透を良くするために、有孔管を砕石で巻きます。

縦1ー3

土中の目詰まりは後で手直しできないので、念には念を入れ、砕石の上にもサンドマットを敷きます。
でも、砕石だけだと樹木が根を張れない。
透水性を高めつつ、樹木も健全成長できるよう、枯枝を敷きこんでいきました。

縦1-4

枯枝の流れ。
水が、緩やかに地下部を流れていくように、曲がりを持たせています。
そしてこの上に、透水性と保肥力のあるゼオライトを敷き込む。

縦1-5

既存土を埋め戻しました。
地上部も溝にしているので、雨の日には水がここを流れます。
地下と地上の二段の流れで、庭奥の排水路まで水を誘導しました。

さて次は、横の暗渠に掛かります。

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