杜の木漏れ日

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作庭展~夏のしずく~

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6月21日(日)、五城目トーヨー住器能代店特設会場にて開催された、「住まいのドレスアップフェア」に庭を出展しました。
ここで作庭展を開くのは3度目(以前の作庭展はコチラコチラ)。
さてどんな庭ができたでしょう。

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今回のテーマは、「夏のしずく」。

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丸柱を半円形に並べた背景と、自然石で組んだ小さな滝、レンガのテラス。
三種類の素材を茶系で統一し、下草で彩りを添えました。
住宅の中庭やお店の庭など、あまり広くない所にちょこっとつくれるような、一坪程度の庭です。

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庭には、同じく茶系の水がめがありますが、これが、「夏のしずく」のもと。

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柄杓ですくってガラス玉に掛けると、

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あら不思議、ひしゃく一杯の水が無数の滴に大変身。
滝底にただ水を落とすと、ドボドボと音が鳴るだけですが、小さな滴になると、音も繊細になります。
実はこれは、水琴窟の原理。
土中に仕込む水がめの底に落ちる水の様子を、目に見えるようにしたものです。
(水琴窟の原理はコチラ

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ガラス玉を伝わる水は、下にある銀色の容器に吸い込まれていきますが、ここがフィルターとなって、水が小さく分散されます。
この容器の真ん中は「じょうご」のように穴が開いていますが、そこにスポンジが仕込まれているので、水が落下するスピードが遅くなり、その下にあるたくさんの細かい縄を伝わって、滴となります。
水の掛け方で滴の数が変わるので、何度も試されている方もおりました。

ご来場の方の質問で多かったのが、「この銀の容器は何ですか?」というもの。
実はこれ、家にあった「しゃぶしゃぶの鍋」なのです(笑)。
(小砂利の中に、鍋の耳が隠れています)。
皆さん、驚いたり笑ったりですが、これも、そこにあるもので庭をつくるという工夫。

イベント庭は、来場者さんに楽しんでもらうのが第一。
そんな楽しみを入口として、庭への理解が広がればと思います。

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今回は青空写真展と図書コーナーも併設。
これまでつくった庭や、昨年刊行された「百人百庭」などもご覧いただくことができました。

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ということで、一日だけの出展も終了。
イベント作庭で一番疲れるのが、つくった庭を壊さなければならないこと。
もったいないので、少し縮小して、五城目トーヨー住器能代店さんの庭として、もう少し見ていただくことになりました。
「夏のしずく」もできますので、どうぞお買い物がてら、涼まれてください。

「しずくと」言えば、トーヨー住器さんでは、水道水が健康水に変身するという、不思議な装置も販売中です。
身体の中のドレスアップも大切ですね。
ぜひお試しください。

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