杜の木漏れ日

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根っこ

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暮れに、秋田市まで出かけた時のこと。
待ち時間を利用して、「県民会館のけやき並木」を見てきた。

これは大きい。
お堀の下から見上げたことはあるけれど、土手に登って見たのは初めて。
樹齢300年超、秋田市の天然記念物第一号だそうだ。

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ここから見下ろすと、お堀の向かいには県立美術館。
せっかくなので、話題の美術展も覗いてきた。

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床に、小さな粘土を並べて描かれた作品、これはいったいなんだろう?
丹念に、丁寧につくり上げたこの輪?の力強さと大きさ、どこかで見たことがある。

そう、さっきまで見ていた、大けやきの根元に似ている。
ずっと見ていたら、ここからぐんぐんと幹が立ち上がっていく様子が想像できて、とても楽しい。

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きっと、この模様が床にあり、平面であることには意味があるのだろう。
平面だからこそ、その上にある立体をイメージさせるのかもしれない。
すべてをつくらずに、そこから想像を働かせる。
一端から、全体をイメージする。
平面は今で、空間は成長の時間。
大ケヤキを見た後だから、そんなふうに感じてしまった。

次に出かけた時は、また違ったものに見えるかもしれないね。
それもまた楽しみ。

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