杜の木漏れ日

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匿名で書くということ

時々、地元紙の投稿欄を活用して、緑のあり方についての意見や提案を行うことがあります。
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改善の提案をする時はなぜ今のやり方ではいけないのかの理由を述べて代案を示す必要があり、その過程として現状否定をしなければならない時もありますが、そうした意見性の強い文章を書く時は、自分の書いたものに対する責任と覚悟が必要です。
新聞投稿は匿名掲載も可能ですが、責任の所在を明確にしない投稿はただ相手を否定するだけの記事になる場合もあり、意見の信用性を高めることや自身の本気度を示すためにも、投稿は必ず実名で行うことにしています。
匿名投稿は誰が書いたものかを特定できないため、相手や周りを気にせず書ける気軽さがありますが、否定的な意見を書く時などは、ともすると感情がエスカレートし、相手への配慮を欠く誹謗中傷になる場合もあるので、気を付けたいところです。

投稿は、特定、あるいは不特定多数の人に自分の思いを伝えるために書くものですが、意見を述べる相手に答えを求める時や相手の心を動かしたい時などは、書く文章に、それなりの品位や礼儀、配慮というものが必要だと感じています。
名前や立場を公開する実名投稿はそうしたことを周りから見られる状況の中で書くため、強い意見を書く時などは、行き過ぎそうになる自分の感情を抑える歯止めにもなりますが、内容によっては自分の立場に風評被害を及ぼす危険性もあります。
実際に、直接間接的に読者からのクレームをいただくこともありますが、意見を述べるということはそうした議論を求めることでもあり、読者の反応を求めてのものでもあるため、いただいたご意見に対しては真摯に対応するように務めています。
匿名投稿は、悪い言い方をすると責任逃れのできる都合の良い方法ともいえますが、そうした所に逃げるのではなく、意見や議論は正々堂々と行う。投稿で自分の考えを世に問うということは、そういうことだと思っています。


こうした新聞投稿に限らず、意見を述べる場所は多々ありますが、同じく公共性のあるものとして、ネットというものもあります。
匿名で気軽に楽しむ場や実名で交流を広げる場など、思いを伝えて他者と会話できる場は様々ですが、投稿者に対して会話を申し込む側が匿名の場合などは、やはり配慮を欠いたコメントを目にすることもあります(全員がハンドルネームで楽しむコミュニティは別)。
今は、全く面識の無い人から突然友人申請が来たり、どんな方なのかの情報が少ない中で会話を申し込まれることもあるので、ネットでの会話には非常に気を遣います。
そうした中で、関心のある投稿に匿名で意見感想を述べる時などは、相手に自分の情報を開示しない立場だからこそ、相手への敬意を明確に示し、実生活と同じような挨拶から始めるのがマナーだと思っています。
それを行わずにいきなり会話を始めるのは、ある意味、人様の家に土足で入り込むようなものなので、気軽な交流の場ではあっても、最低限の気遣いは必要だと感じています。
「親しき仲にも礼儀あり」と言いますが、見ず知らずの仲だからこそ、顔の見えない中で行うやり取りだからこそ、実生活以上の礼節を持って接しなければならない。
ネットを行うマナーは教育問題にもなっていますが、自分の子供たちとも、時々こんな話をしている最近です。


ネットの中にはブログという媒体もありますが、当ブログにお越しくださる方の中にも、時折、所在を示されない匿名の方やお名前を明記されない方からの否定的なご意見ご感想をいただくことがあります。
記事に関連した内容である場合は、そうしたコメントに対しても真摯にご対応させていただきますが、自己紹介や挨拶の無いコメントは、あまり気持ちの良いものではありません。
ブログでは、大切なお施主さまのお庭をご紹介する時もありますが、そうした記事はお施主さまご自身がご覧になられている場合もあることから、できれば節度を持ったコメントをいただきたいと思っています。
また、このようなコメントは同業の方からいただく場合が多く、同じ立場での議論をご希望される場合は、社名やご氏名、ご連絡先などを明記された上で、コメントをいただきたくお願いいたします。(投稿欄にホームページやブログ、メール等のアドレスを記載できます)
記事に対するご意見ご感想は、メールでもお受けしておりますので、ご面倒でなければ、そちらの方もご利用ください。

このブログでは、福岡造園の仕事や私個人の活動などを紹介しております。
至らぬ管理人ではございますが、楽しい運営を心がけていきたいと思いますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ブログ管理人 福岡造園 福岡 徹

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