流れの護岸

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流れの護岸づくりが進んできました。
庭の樹木は土盛りして植えていますが、その土留めとして石を積んでいます。
庭の表面水や浸透水がここに集まるので、その水を庭奥まで誘導するのがこの流れの役目。
山中の流れは、水の中にもその周囲にも石が点在しています。
縁取りだけだとただの水路になるので、景石を点在させながら、植栽部分と流れを繋いでいきます。

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石を積む前の様子。
土留めと浸透促進のために、竹穂で柵(しがらみ)を組んでいます。
竹穂の抑えとして節抜きの竹筒を差し込んでいますが、この竹筒で地下へと空気を送り込みつつ、植栽土壌の余剰水を浸透させるという仕組み。

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そして、その竹穂の柵を裏込めとして石を積んでいく。
併せて、現場発生のガラや石ころなども入れて強度を高めつつ、石積みもまた、石積みだけで立っていられるような積み方をしています。
モルタルを使用しない積み方なので、土混じりの余剰水は竹穂で漉され、水だけが石積みの間から染み出てくるという構造。

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上から見たところ。
ここからさらに、浸透性の高いバーク堆肥を軽く乗せ、竹穂の存在を目立たなくします。

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竹筒も、石積みの中に隠れました。

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護岸周囲には30本以上の竹筒が入っていますが、石積みや下草、景石などを合わせて、あまり目立たないようにしています。
目立たない存在ですが、木々に活力をもたらすための大切な仕掛け。
「縁の下の力持ち」ならぬ、「土の下の力持ち」です。





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